基本のパエリアを1人前で!スキレットやフライパンを使って簡単に作れます! ◆材料(4人分) 無洗米 …… 80g(1/2合よりちょっと多め)水 …… 300cc〜400cc(様子を見ながら調節)にんにく …… 1片玉ねぎ …… 1/4個鶏肉 …… 100gソーセージ …… 4本ミニトマト …… 2個トマトペースト …… 大さじ3サフラン …… ひとつまみ(4、5本)オリーブオイル、塩 …… 適量 ◆作り方 にんにくは薄切り、玉ねぎはみじん切りに。鶏肉は小口切りに。ソーセージは1本を薄切りに。(残り3本は飾り用)サフランは水につけておく スキレットにオリーブオイル、にんにくを入れてから火をつける。香りが出たら玉ねぎを加えしんなりするまでよく炒める。 鶏肉とソーセージを加え炒める。火が通ったら玉ねぎ以外をいったん皿に取り出しておく。 トマトペースト、サフラン水と水(合計300cc)、塩を加えスープを作る。 煮たったら、米を回し入れ、強火に。ヘラなどでざっとならして、そのあとは混ぜない。どろっとしてきたら弱火に。水分が減り米が表面に見えてきたら味見し、芯があるようなら水を足してさらに煮る。 水分がなくなってきたらソーセージ、肉、ミニトマトを飾り、蓋をして4〜5分煮る。チリチリと鍋底が焦げる音や香ばしい香りがしたら、蓋を取って水分を飛ばす。 ◆Point 「スキレット」は、いったん熱すると冷めません。水分が飛びやすい傾向があるので、米がガチガチな場合は、さらに水を足して煮ましょう。蓋をして置き、蒸らすのもGOOD! ◆シーフードミックスのパエリア 無洗米 … 80g、にんにく … 1片、 玉ねぎ … 1/4個、シーフードミックス … 適量パエリアスープの素+水… 分量通りに希釈300cc〜400cc、オリーブオイル … 適量 ◆超簡単なレシピをご紹介! 市販のパエリアスープの素を使えば、簡単にパエリアができます!作り方は同じ。サフランや魚介のスープが含まれているのでコスパもGOOD!
ファバーダはスペイン、アストゥリアス地方の豆料理。「de la Granja」というインゲン豆が使われますが、白花豆で再現してみました。お鍋で煮込むだけの簡単料理です! ◆材料(4人分) ゆ 白花豆(乾燥) …… 1.5カップ(約200g)玉ねぎ …… 1個チョリソー(ソーセージ) …… 5〜6本ブロックベーコン …… 約200gにんにく …… 1片ローリエの葉 …… 1枚サフラン …… ひとつまみ(4〜5本)塩・黒こしょう …… 適量 ◆作り方 白花豆を一晩、たっぷりの水に浸けてもどします。 白花豆の水を取り替えて鍋に移し、くし切りにした玉ねぎ、ブロックベーコン、チョリソーを入れ、にんにく、ローリエの葉を加えて煮込みます。 豆の表面が水面から出ないように煮てください。スープが少なくなったら水を足し、玉ねぎやチョリソーを上にかぶせるようにするか、落としぶたをして1時間以上煮込みます。 豆がふっくらしてきたら、サフランを少量の湯に浸けて色を充分に出したものを加えます。 豆が柔らかくなったら、塩・黒こしょう味をととのえ、火を止め味をなじませます。一晩置くとさらに味が豆に染み込んで美味しくなります。ベーコンをひと口大に切って取り分けます。 ◆Point 水の量は、常に豆がひたひたに浸かるくらいを目安にしてください。空気に触れると、皮が取れたり煮崩れしてふっくらと仕上がりません。いったん豆が柔らかくなった後は、お好みで煮崩れするまでトロトロに煮込んでもまた、美味しいです。
タコはガリシア風が有名ですが、寒い冬にぴったりのシチューを紹介します。タコの旨味とパプリカの甘味がベストマッチ。ほっこりするシチューです。 ◆材料(4人分) ゆ ゆでダコ(足)………600gくらい玉ねぎ………1個赤ピーマン(パプリカ……… 1個にんにく……… 2片じゃがいも……… 2個にんじん……… 1本トマト缶(ダイス)……… 1缶白ワイン……… 50ccスープの素(カツオ出汁の素)……… 小さじ1杯水……… 200ccとうがらし……… 1本パプリカ……… 小さじ1杯月桂樹の葉……… 1枚塩、こしょう……… 適量 ◆作り方 1. 玉ねぎはみじん切り、赤ピーマンは1cm くらいのさいの目切りに、じゃがいもとにんじんはひと口大に、にんにくはみじん切りにします。タコは煮ると縮むので少し大き目のそぎ切りに。2.にんにくと玉ねぎをオリーブオイルで炒めます。透明になったら赤ピーマンも加えて炒めます。3. 火が通ったら白ワインを加え、アルコール分を飛ばします。4.さらにトマト、とうがらし(種を抜いておきます。)水200cc、スープの素、パプリカ(粉末)、月桂樹の葉、タコの足先の部分を加えて、蓋をし、10分ほど煮込みます。5.じゃがいもとにんじんを加え、柔らかくなるまで煮込みます。最後に残りのタコを加え、味見をして塩、こしょうで味を整えます。 ◆Point タコは身が縮むので、足先だけ入れて煮込み、大きい部分はさっと煮込みます。男爵いもを使うと、次の日は煮溶けて「タコじゃが」のようになります。メークインだとすっきりしたシチューになります。スペインのレシピではタコの茹で汁や魚のスープを使いますが、かつおだしでもオッケーみたいです。和風の味にはなりません。
秋は鮭が美味しい季節。日本は塩鮭、フランスはフェンネルなどのハーブを使いますが、スペインはやっぱり「にんにく」。マヨネーズに余ったパセリとにんにくを混ぜ、添えてみました! ◆材料(2人分) 秋鮭 ……2切にんにく ……1片イタリアンパセリ ……適量塩 ……適量黒こしょう ……適量オリーブオイル ……小さじ1 ◆作り方 1. 鮭の水分をキッチンペーパーなどでていねいに拭き取ります。2. 塩、黒こしょうをよくすり込み、みじん切りのにんにく、パセリを散らします。ひっくり返して、皮の方にも同じようにすり込んでおきます。3. フライパンにオリーブオイルをひいて、中火で熱します。4.皮の方から焼きます。最初は中火で。皮がパリパリと音がするようになったら、弱火にしてゆっくり火を通していきます。5. 1/3くらい火が通って、身が白っぽくなったらヘラと箸を使ってひっくり返します。厚みが違うので、いろんな方向にひっくり返すとうまく火が通ります。6. カットしたレモンを添えます。お好みで市販のマヨネーズに、残ったパセリとにんにくを少量混ぜたものを添えても美味です。 ◆Point 鮭は部位によって厚みが異なるので、火を通しながらもフワッと焼きたいところです。皮目をしっかり焼き、身の方は蓋をして焼くというのも一つの手段。火を止めて少し時間を置くという方法もアリだと思います。
「ズッキーニの卵とじ」とも言える優しい味。野菜の産地ムルシア地方の料理です。料理の付け合わせや、パンにのせておつまみにしたりします。レシピは色々あり、じゃがいもを加えたり、お好みで胡椒を振るのもGOOD! ◆材料(2〜3人分) ズッキーニ …… 2本玉ねぎ …… 1/2個 または 小1個卵 …… 2個塩 …… 適量オリーブオイル …… 適量 ◆作り方 1. ズッキーニは皮をピーラーなどでむき、1cmくらいのさいのめ切りにします。玉ねぎは薄切りにします。2. フライパンにオリーブオイルをひき、中火で玉ねぎを炒めます。3. しんなりしたら、ズッキーニを入れ5〜6分弱火で炒めます。4. 塩で味をつけたら、卵を割り入れ、黄身をヘラなどでつぶしながら炒めます。5. 皿に盛り付け出来上がりです。 ◆Point なぜか溶き卵を入れるのではなく、フライパンに直接卵を割り入れるのがスペイン流? ズッキーニから水分が充分に出て、ちょっとゆるめのスクランブルエッグみたいなイメージですが、早めに仕上げ、固めの食感が残っていても、なかなか美味です。