表参道から青山通り沿いに、外苑方向に少し歩いたところに「sangria(サングリア)」がある。 階段を上がって扉を開けてもらうと、大きな白い噴水が目に飛び込んでくる。青山通り側の窓からの眺めと、噴水の水音、スペインタイルをあしらった調度などが、なんともスペインらしい雰囲気である。 sangriaは、その本店が静岡市の海の見える久能海岸沿いに有り、ほかにも静岡県内に2店舗を構えるグループである。本店は1975年創業というから、当初はスペイン料理の何たるかも認知される前であったろう。スペイン料理を広めたパイオニアであり、老舗であると言えるのだろうと思う。 さて、ここ青山店も今年で8年を迎える。「サングリアの味を全国の方に食べていただきたい。」との方針のもと、青山店も静岡サングリアの味を踏襲している。 一番のおすすめは、国際パエリアコンクール、スペイン大会で入賞を果たしたというパエリア。フィデア(パスタのパエリア)を含め、常時8種類を提供する。 また、グランドメニューは「海老のカタラン風」や「イカの墨煮」、肉料理なら「ガーリックチキン」が人気。海老もイカも、ソースが旨く、パンにつけて全て平らげたい。 我々は、誰と楽しむのか、どんなシチュエーションで利用するのかによって店を使い分けるという発想になるのであるが、この店はそのようなシチュエーションについても柔軟に対応可能。テーブル席の他に、4人から利用可能な個室、ゆったり過ごせるソファ席、2人で楽しむカウンター席、(カップル同士は仕切りで区切られている)があり、シチュエーション、人数で選ぶことができる。 青山店では、コロナ対応以前ではあるが、ギターのライブなども行われていたそう。また、本店ではフラメンコライブも開催されていたとか。海辺のフラメンコも良いなあと、静岡にも行ってみたいと思いを馳せつつ帰路に着いたのであった。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− sangria 青山店 〒107-0061 東京都港区北青山3-5-14 青山鈴木硝子ビル2F 予約専用:TEL:03-3478-2001 東京メトロ銀座線・千代田線・半蔵門線 表参道駅A3出口 徒歩2分 営業時間 月〜木・日・祭日 11時〜22時(Lo.21時) 金・土 11時〜22時半(Lo.21時半) ※平日、土日祭日ランチコースは11時〜14時、以降は通常メニュー 定休日:12/31、1/1、1/2
グラナダなどで見かける、オレンジのサラダ。 スペインではバカラオ(干だら)を使いますが、手に入らないので生たらを使いました。 意外な組み合わせですが、オレンジとオリーブオイルの組み合わせが絶妙。爽やかなサラダです! ◆材料(2人分) オレンジ …… 2個 生たら …… 1切れ 玉ねぎ …… 1/4個 黒オリーブ(種抜き) ……10個 かたゆで卵 …… 2個 エクストラヴァージンオリーブオイル …… 大さじ3 塩 (できれば岩塩なと粒の荒いもの) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 作り方 1. 生タラは、強めに塩を振って2〜3時間冷蔵庫で寝かせ臭みを取ります。水分をキッチンペーパなどで拭いて、魚焼きグリル、またはフライパンで焼きます。 2. 玉ねぎは薄切りに。水にさらして辛味をとります。 3. ゆで卵は1/4のくし切りに。黒オリーブは半分にカットします。 4. オレンジは頭とお尻の部分をカット、側面の皮も厚めにむいて、輪切りに。中心の白くて硬い芯は除きます。 5. たらが焼き上がったら、皮と骨を除きほぐして冷まします。 6.輪切りのオレンジ、水気をきった玉ねぎとたらをのせ、黒オリーブを散らして、卵を飾ります。オリーブオイルをかけまわし、食べる直前によく混ぜて、お好みで塩で味を整えます。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− Point オレンジが甘くて爽やかなので、できれば岩塩など粒状の塩の方が、アクセントになって美味しいです。 こしょうやパプリカをかけてパンチを効かせてもGOOD!
スペイン人なら誰もが好きと言っても過言ではない生ハム。「ハモンセラーノ」と「ハモンイベリコ」の違いを少し。 ハモンセラーノは白豚で部位は前脚(肩)、熟成期間は7〜23カ月。飼料で育ち、スペイン全土の主に山岳地方で生産される。一方、ハモンイベリコは黒豚で部位は後脚。自然のどんぐりを食べて放牧で育てる。熟成期間はより長く8〜36カ月で産地はエストレマドゥーラ、サラマンカ、コルドバ、ウエルバなど。価格もセラーノに比べるとかなり高額。特にウエルバのハブーゴになると、スペイン国内でも一般庶民であればクリスマスなど特別な時季だけに食することが多い。 ハモンセラーノは食べやすく、イベリコのしっかりした上質の脂は癖になる。スペインに旅した時はぜひ色々なハモンを見つけて、味わってほしい。(OFC磯野智子)
浦安に「美味しい」スペイン料理店があるというので訪れた。この辺りで「スペイン料理店といえばココ」だという。 駅からすぐ、静かな小径の奥にラ ピカーダ デ トレスはあった。扉を開くと、右には酒瓶が並ぶバーカウンター、左は落ち着いた感じのテーブル席。都心にこそスペイン料理店は増えた感があるが、住宅圏でのレストランは未だ、お目にかかれないものである。 重厚な木の天井のダイニングは、落ち着きを感じさせ、居心地が良く、ゆっくりと食事ができる。また、酒類の種類が豊富で、ビール70種(世界15か国)、ワイン350種(地下にワインセラー有り)、ウィスキーなど。日本酒と焼酎以外は何でも、というから驚きだ。 自慢の料理は、10種類ものパエリア(3種ほどは季節で変わる)と蝦夷鹿などのジビエ料理。そのほかにも多種多彩なスペイン料理が供される。メニューの多さは、リピーターには嬉しい。また、食事会、仕事帰りの飲み会、男性同士、女性同士、家族でと、様々なシチュエーションに対応可能であるのもありがたく、ここ浦安で13年と長く愛されてきた所以だろうと思う。昼も3種のランチが用意されていて、気軽にパエリアなどを楽しめる。 奇数月の最終日曜日には、フラメンコライブが催される。そのライブ開催も40回を越えたそうで、すっかり定着している。 ファルーカ読者には嬉しい、貸し切りも可能。コンパネなども貸してもらえるそうなので、自主ライブなどを企画してみては? 場所代は不要、1人5000円から2時間。ミニマムフィーの設定があり、夜は平日10万円、金土日は15万円からだが、日曜日のランチ貸切は3万円からとお得。 けっこう地の利の良い浦安、たまに訪ねるのも良いかな、と思える店である。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− La Picada de tres(ラ ピカーダ デ トレス) 千葉県浦安市当代島1-3-10 TEL:047-355-6209 東京メトロ東西線 / 浦安駅(西口) 徒歩2分 ランチ [日・月〜土]11:00〜15:00(L.O.14:00) ディナー[木・金・土]18:00〜翌05:00(L.O.04:00) [日・月・水]18:00〜翌03:00(L.O.02:00) 定休日:火曜日 ※火曜日定休日ですが、貸切の場合のみ営業。お気軽にお問い合わせください。 ホームページ:https://lapicadadetres.com
さいの目切りのトマト、玉ねぎ、ピーマン、ツナなどをあえて冷やして食べる夏のサラダです。 地方により魚に添えたり、きゅうりや茹で卵を加えたりします。 パンにスープを浸しながら召し上がれ! ◆材料(3〜4人分) トマト …… 3個 玉ねぎ …… 1/2個 ピーマン …… 2個 ツナ缶 …… 1缶(チャンクタイプ) ゆで卵 …… 1個 にんにく …… 2片 オリーブオイル …… 大さじ2 塩 …… 小さじ1/2 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 作り方 1. 固ゆでのゆで卵をさいの目切りにします。 2. トマトは1cm、玉ねぎ、ピーマンは6〜7mmくらいのさいの目切りにします。辛みの少ない新玉ねぎ、サラダ玉ねぎなどがおすすめ。辛い場合は水にさらしてから使います。にんにくは半分に切り、芽を除きます。 3. トマト、玉ねぎ、ピーマン、にんにく1片分、塩、オリーブオイルをボールに入れ、よく混ぜます。写真のようにスープが出てきたらOK。塩加減を調整して冷蔵庫で冷やします。 4. 盛り付けるうつわの内側に、残りのにんにくをこすりつけ、香りをつけておきます。 5. トマトサラダからにんにくを取り除きうつわに盛り、ツナ、卵をのせて出来上がり。パンと一緒にサーブします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− Point ピーマンが苦手な方は、パプリカやきゅうりに変えてもOK。 ツナをタコに変えたり、焼いた鯖やサーモンにかけても美味しいです。