発表会で踊ったあの曲を、仲間と一緒にアルハムブラで踊りませんか?みんなでハレオをかけあって、競うのではなく、応援して楽しむのが目的!初心者の方や地方の方、大歓迎!!みなさまのご参加お待ちしております! 日時:2024年3月20日(祝・水)開場: 12:15(予定)会場:アルハムブラ(東京/西日暮里) ◆支えてくれるアルティスタカンテ:有田圭輔ギター:徳永健太郎 参加チーム募集のお申し込みフォームはこちらhttps://www.farruca.jp/flamencofes/ 応援チケットのお申し込みは後日発表 ↓詳細はこちら↓ (ファルーカ71号9ページに同様の掲載があります)
★Comentario フラメンコの代名詞ともいえる、12拍子のリズム。6/8拍子と3/4拍子の混合拍子であるこのリズムは、しかし実は、フラメンコ固有のものではない。イベリア半島には昔から、このリズムを持つ民謡が各地に存在していた。またクラシックの作曲家たちもこのリズムに心惹かれ、さまざまな音楽を世に送り出してきた。ホアキン・ロドリーゴの『アランフエス協奏曲』第1楽章、マヌエル・デ・ファリャの「モーロ人の織物」……後者はフラメンコにそのまま転用され、ソレアまたはブレリアとして活用されている。 それを可能にしているのが、クアルテータと呼ばれる汎用性の高い8音節4行詩、そして12拍子のリズムだ。ちなみにゆったりとしたソレアが「カンテの母」と呼ばれるのに対し、快速調のブレリアは「踊りの娘」と呼ばれたりもする。その語源は舞曲の名「ボレロ」とも、「からかい、あざけり」を意味する「ブルレリア(burlería)」ともいわれる。いずれにせよ、そこにはフラメンコのエッセンスが詰まっている。また、往々にして楽器を用いず机などを拳で叩いて伴奏する“アル・ゴルペ”というスタイルも一般的。そこにこもる野性味は、身ひとつで大陸を越えてきたヒターノの姿をほうふつとさせる。
秋は鮭が美味しい季節。日本は塩鮭、フランスはフェンネルなどのハーブを使いますが、スペインはやっぱり「にんにく」。マヨネーズに余ったパセリとにんにくを混ぜ、添えてみました! ◆材料(2人分) 秋鮭 ……2切にんにく ……1片イタリアンパセリ ……適量塩 ……適量黒こしょう ……適量オリーブオイル ……小さじ1 ◆作り方 1. 鮭の水分をキッチンペーパーなどでていねいに拭き取ります。2. 塩、黒こしょうをよくすり込み、みじん切りのにんにく、パセリを散らします。ひっくり返して、皮の方にも同じようにすり込んでおきます。3. フライパンにオリーブオイルをひいて、中火で熱します。4.皮の方から焼きます。最初は中火で。皮がパリパリと音がするようになったら、弱火にしてゆっくり火を通していきます。5. 1/3くらい火が通って、身が白っぽくなったらヘラと箸を使ってひっくり返します。厚みが違うので、いろんな方向にひっくり返すとうまく火が通ります。6. カットしたレモンを添えます。お好みで市販のマヨネーズに、残ったパセリとにんにくを少量混ぜたものを添えても美味です。 ◆Point 鮭は部位によって厚みが異なるので、火を通しながらもフワッと焼きたいところです。皮目をしっかり焼き、身の方は蓋をして焼くというのも一つの手段。火を止めて少し時間を置くという方法もアリだと思います。
JR阿佐ヶ谷駅、北口アーケード街を通り抜けてすぐの場所に「Kocco(コッコ)」というスペインバルがある。 カウンター席とテーブル席が2つほどの、こじんまりした、しかし落ち着いて料理と会話を楽しめる居心地の良い店である。 スペインバルのオーソドックスなメニューのほか、「みょうがのピクルス」など日本の素材を使ったり、定番のトルティージャに加え、旬の食材のキッシュなど、ちょっとしたビストロ風アレンジも効いている。一皿の量はさほど多くないがリーズナブル。故に色々な料理を楽しめる。 ワインもグラス、カラフェ、ボトルが選べ、ボトルの価格帯は抑えられている印象。一方でシェリーやスペインカクテル、カヴァ、ハイボールにシードルと広い選択肢が用意されている。 オーナーシェフの深澤さんは、スペインバルでのアルバイトに始まり、長年三鷹のスペインバルの店長を任されていた生粋のスペイン料理のシェフである。いよいよ自分の店をと独立を考えていたちょうどその頃、コロナの第一波が始まったという。 「最初は様子を見ながら店舗を探しました。ここは、2人でお店を切り盛りするのにちょうど良い大きさだったので。」と阿佐ヶ谷にオープンすることを決めた。 オープン当初からテイクアウトを提供。また、お好みの3種を選べる「おひとりさま限定前菜盛り合わせ」などもあり、1人でも会社帰りに立ち寄りやすい。 「『スペインバルを日常に』と思ってやっています。」と深澤さん。その気持ちは伝わるようで、私の同行者も「こんなバル近所にあったらいいのに。」と呟いていた。 11月で3年目というこのお店、秋になれば秋刀魚のコンフィや、それを使ったパエリアなども予定しているというから楽しみだ。 奥様の描いた、かわいい「にわとり」のロゴが目印。丁寧に作られた料理と、ワイン、そして何よりお二人の人柄が店の居心地の良さを創りだしている。また、行きたいと思うスペインバルなのである。 スペインバルKocco(コッコ) 東京都杉並区阿佐谷北2-15-2TEL:03-3223-6991営業時間:店内 17:00〜23:00(ラストオーダー22:00)テイクアウト 17:00〜23:00日曜営業
Vol.71 電子ブック Vol.71 PDF 【特集】踊るための身体メンテナンス食べる! 整える! 楽しむ!【ミラーダ】カンタオーラ 高橋愛夜(フラメンコロイド)【寄り道手帳】スペインバルKocco【濱田吾愛のFuente del Cante】ブレリア【やってみた!】阿部碧里フラメンコ教室の巻【エキスパートに質問】 バイラオーラ 久保田 晴菜さん【PickUp】小林亮さん CDデビュー&記念公演【イベント告知】ファルーカ・フラメンコ交流フェス【アルティスタの金言】今枝友加の座右の銘【エミリーちゃん】サンボンバでクリスマスの巻【簡単レシピ】秋鮭のプランチャ【映画】『エリサ&マルセラ』【CD CHECK】カルメン・リナーレス「Antología de la Mujer En El Cante」◎ライブ情報◎ファルーカ コミュニティサロン◎プレゼント◎セレクトショップ