Vol.65 電子ブック Vol.65 PDF 【特集】伝説のファミリア・ファルーコを知る【寄り道】リペアショップ アース【ミラーダ】バイラオーラ 中谷泉【濱田吾愛のFuente del Cante】セビジャーナス【やってみた!】「スペイン赤ワインの飲み比べをやってみた!」の巻【カフェフラメンコ】アクースティカ倶楽部【セレクトショップ】【エミリーちゃん】うまくいくおまじないの巻【読者コーナー】Foto Fantástica【簡単レシピ】なすのフライはちみつがけ【スペイン世界遺産クイズ】【あなたの知らないスペイン】【エキスパートに質問】マキ・コスチューム 牧野さん【映画】マリンチェ:ミュージカルの舞台裏【CD CHECK】エスペランサ・フェルナン デス「セ・プロイベ・エル・カンテ」◎ライブ情報◎フラメンコエピソード◎プレゼント
スペインでは、休暇は一箇所に滞在することが多い。 コロナ禍前までは海派・山派ともに毎年行く場所を決め、そこに短期長期のアパートを借りて滞在。 国内では、海はカタランのメノルカ(美しい海)、バスクのオンダリビア(美食の街)、ガリシアのリバデオ(絶景ビーチ)、カディスのチクラナ(海辺リゾート)、サンルーカル(シェリー酒の産地)、山ならピレネーオルデサ(ハイキング)、カスティージャ・イ・レオンのシエラ・デ・グレドス(トレッキング)、アラゴンのアルバラシン(天空の村)、シエラ・ネバダ(最南端スキー場)、アストゥリアスのピコス・デ・エウロパ国立公園(樫とブナの森林)などが人気。 スペインは国内に海山自然を楽しめる場所が豊富にあるので個々思いをはせる。 海外に行くならオランダ(近くて自転車で周ることができお手軽)、ハバナ(同じ言語、街並みの色彩)、ニューヨーク(イベント、アクティビティ)、メキシコ(同じ言語、馴染み深い)が人気だった。 今後移動が緩和されたら、どこが人気になるのだろうか。(OFC磯野智子)
スペインでは、パエリア鍋で作るイカ墨のごはんを、アロス・ネグロとよびます。 基本はイカとごはん、イカ墨が材料で、意外と簡単にできるのも魅力。 今回はさらに簡単に手に入る材料で再現してみました。 ◆材料(4人分) シーフードミックス …… 1袋(270g) あさり …… 200g にんにく …… 2片 玉ねぎ ……1/2個 ピーマン ……2個 トマト水煮缶 …… 1/3(ホールトマトなら約2玉) 米 ……2合 イカ墨ペースト ……2袋(8g) オリーブオイル スープ ……1リットル(5カップ) (魚介のスープがあればベスト、 中華の鶏ガラスープもおすすめ) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 作り方 1. スープを(「スープの素」なら分量通り)作り温めておく。 2. オリーブオイルでシーフードミックスを炒める。炒めた時に出た煮汁は、スープと合わせておく。 3. 同じフライパンで、オリーブオイルを引きあさりを炒める。出た煮汁は、スープと合わせておく。 4. みじん切りにしたニンニク、玉ねぎを炒め、しんなりしてきたらみじん切りのピーマンを加える。さらにトマトをつぶしてよく炒め塩をひとつまみ加える。 5. 4にシーフードミックスを戻し、米を加え、さらに一緒に炒める。 6. スープ1カップをカップなどに取り、イカ墨を溶いておく。 7. 残りのスープを少し残し、フライパンに流し入れる。一度かき混ぜたらあまり混ぜないこと。ひと煮立ちしたらイカ墨のスープを入れる。塩が足りなければここで調整する。 8. 弱火で煮て、米の表面が見えてきたらアサリをのせる。米の芯が残っているようならスープを足してさらに弱火で煮る。水分がなくなり、米の芯がほぼなくなったら火からおろしてアルミ箔などでおおい、10分ほど蒸らす。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− Point このレシピはあさりを加えて旨味を加えています。 生のイカ、有頭えびなどを用意して、イカのげそ、えびの頭、香味野菜などでスープを作るとより本格的になります。
9世紀初頭、ある夜、羊飼いが星に導かれてキリストの弟子ヤコブの遺骨が納められていた洞窟を発見したのが始まりだった。 それは、最初は小さな祠みたいなものだったのかもしれない。 やがて、その場所に大聖堂が建てられ、キリスト教徒達は王侯貴族から平民に至るまでこぞってスペイン北西部のサンティアゴ・デ ・コンポステーラを目指すようになった。 12世紀に最盛期を迎えたサンティアゴ巡礼ブームはその後、紆余曲折あって、一旦は下火になったものの、20世紀終わりに、再び脚光を浴び始め、今では世界中からたくさんの巡礼者達がこの地を目指して歩くようになった。 全ての人に開かれ、信仰の種類も問われないサンティアゴ巡礼路は、バックパックを背負った人々の国際交流の場にもなっている。 現在の巡礼は決して命がけの旅ではないし、人々の信仰心も昔のように鮮明なものではなくなってしまった。 それでも、大きな荷物を背負って聖地を目指す彼らの姿を写真におさめる時、それが彼らの人生そのものに思える時がある。 朝日を背に受けながら歩き始め、やがて夕日が沈む西の地へ辿り着く「フランス人の道」。 それこそ、人間が生まれてから死を迎えるまでの長い旅路を暗示しているからだろう。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 近藤 佳奈 1973年三重県生まれ。埼玉県在住。美術学校卒業後、画家として活動。 2002年に創作活動を停止、その後、産業機器メーカーにてOAオペレータとして14年間勤務。 15年、ミラーレスカメラの購入をきっかけに写真を撮り始め、16年よりGARLOCHIのオフィシャルカメラマンとして本格的に活動を開始。 18年、19年、21年にスペインのサンティアゴ巡礼路“フランス人の道”と、聖地サンティアゴから更に西の海岸へ向かって歩く“フィステーラ、ムシアへの道”、合計約900キロを3回に分けて歩き進みながら、撮影を続ける。 ◆写真展情報◆ 2022年1月5日(水)〜17(月) ※火曜休館 最終日は14時までFUJI FILM Imaging Plaza 大阪ギャラリー 近藤佳奈写真展「ULTREIA」サンティアゴ巡礼2018〜2021
Vol.64 電子ブック Vol.64 PDF 【特集】2022年注目のタブラオ&スタジオ特集【カフェフラメンコ】『 フラメンコの木』を学ぶ オトロス(後編)【フラメンコギターを弾いてみた!】【ミラーダ】バイラオール 吉田 光一【寄り道】サンティアゴ巡礼【フラメンコの輪】バイラオーラ 福山奈穂美【簡単レシピ】アロス・ネグロ【映画】ダンシング・トライブ【CD CHECK】マリ・ペーニャ「ミ・ティエラ」【エキスパートに質問】ヴォダルツ・クララさん【スペイン世界遺産クイズ】【あなたの知らないスペイン】【エミリーちゃん】ギターいいよ!の巻【日本の中のスペインを探せ!】スペイン発コスメブランド◎ライブ情報◎フラメンコエピソード◎プレゼント◎ファルーカセレクトショップ