グラナダなどで見かける、オレンジのサラダ。 スペインではバカラオ(干だら)を使いますが、手に入らないので生たらを使いました。 意外な組み合わせですが、オレンジとオリーブオイルの組み合わせが絶妙。爽やかなサラダです! ◆材料(2人分) オレンジ …… 2個 生たら …… 1切れ 玉ねぎ …… 1/4個 黒オリーブ(種抜き) ……10個 かたゆで卵 …… 2個 エクストラヴァージンオリーブオイル …… 大さじ3 塩 (できれば岩塩なと粒の荒いもの) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 作り方 1. 生タラは、強めに塩を振って2〜3時間冷蔵庫で寝かせ臭みを取ります。水分をキッチンペーパなどで拭いて、魚焼きグリル、またはフライパンで焼きます。 2. 玉ねぎは薄切りに。水にさらして辛味をとります。 3. ゆで卵は1/4のくし切りに。黒オリーブは半分にカットします。 4. オレンジは頭とお尻の部分をカット、側面の皮も厚めにむいて、輪切りに。中心の白くて硬い芯は除きます。 5. たらが焼き上がったら、皮と骨を除きほぐして冷まします。 6.輪切りのオレンジ、水気をきった玉ねぎとたらをのせ、黒オリーブを散らして、卵を飾ります。オリーブオイルをかけまわし、食べる直前によく混ぜて、お好みで塩で味を整えます。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− Point オレンジが甘くて爽やかなので、できれば岩塩など粒状の塩の方が、アクセントになって美味しいです。 こしょうやパプリカをかけてパンチを効かせてもGOOD!
Vol.67 電子ブック Vol.67 PDF 【特集】先生のホンネを聞いてみよう!カルメンからカリメへ 伝説のファミリア・アマジャを知る【フラメンコの輪】フラメンコ・パーカッショニスト 橋本容昌【ミラーダ】 バイラオーラ 小島慶子【寄り道手帳】 sangria 青山店【濱田吾愛のFuente del Cante】アレグリアス【アルティスタの日常】中原潤【エキスパートに質問】ベニート・ガルシア【エミリーちゃん】 衣装と曲目の関係の巻【映画】 『エレメンタリ~鍛冶屋と悪魔と少女』【CD CHECK】 ホセ・メルセ&トマティート「De Verdad」【簡単レシピ】 レモホン【BOOKレビュー】「Arriba!」【あなたの知らないスペイン】 ハモンの作り方◎ライブ情報◎フラメンコエピソード◎プレゼント
スペイン人なら誰もが好きと言っても過言ではない生ハム。「ハモンセラーノ」と「ハモンイベリコ」の違いを少し。 ハモンセラーノは白豚で部位は前脚(肩)、熟成期間は7〜23カ月。飼料で育ち、スペイン全土の主に山岳地方で生産される。一方、ハモンイベリコは黒豚で部位は後脚。自然のどんぐりを食べて放牧で育てる。熟成期間はより長く8〜36カ月で産地はエストレマドゥーラ、サラマンカ、コルドバ、ウエルバなど。価格もセラーノに比べるとかなり高額。特にウエルバのハブーゴになると、スペイン国内でも一般庶民であればクリスマスなど特別な時季だけに食することが多い。 ハモンセラーノは食べやすく、イベリコのしっかりした上質の脂は癖になる。スペインに旅した時はぜひ色々なハモンを見つけて、味わってほしい。(OFC磯野智子)
浦安に「美味しい」スペイン料理店があるというので訪れた。この辺りで「スペイン料理店といえばココ」だという。 駅からすぐ、静かな小径の奥にラ ピカーダ デ トレスはあった。扉を開くと、右には酒瓶が並ぶバーカウンター、左は落ち着いた感じのテーブル席。都心にこそスペイン料理店は増えた感があるが、住宅圏でのレストランは未だ、お目にかかれないものである。 重厚な木の天井のダイニングは、落ち着きを感じさせ、居心地が良く、ゆっくりと食事ができる。また、酒類の種類が豊富で、ビール70種(世界15か国)、ワイン350種(地下にワインセラー有り)、ウィスキーなど。日本酒と焼酎以外は何でも、というから驚きだ。 自慢の料理は、10種類ものパエリア(3種ほどは季節で変わる)と蝦夷鹿などのジビエ料理。そのほかにも多種多彩なスペイン料理が供される。メニューの多さは、リピーターには嬉しい。また、食事会、仕事帰りの飲み会、男性同士、女性同士、家族でと、様々なシチュエーションに対応可能であるのもありがたく、ここ浦安で13年と長く愛されてきた所以だろうと思う。昼も3種のランチが用意されていて、気軽にパエリアなどを楽しめる。 奇数月の最終日曜日には、フラメンコライブが催される。そのライブ開催も40回を越えたそうで、すっかり定着している。 ファルーカ読者には嬉しい、貸し切りも可能。コンパネなども貸してもらえるそうなので、自主ライブなどを企画してみては? 場所代は不要、1人5000円から2時間。ミニマムフィーの設定があり、夜は平日10万円、金土日は15万円からだが、日曜日のランチ貸切は3万円からとお得。 けっこう地の利の良い浦安、たまに訪ねるのも良いかな、と思える店である。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− La Picada de tres(ラ ピカーダ デ トレス) 千葉県浦安市当代島1-3-10 TEL:047-355-6209 東京メトロ東西線 / 浦安駅(西口) 徒歩2分 ランチ [日・月〜土]11:00〜15:00(L.O.14:00) ディナー[木・金・土]18:00〜翌05:00(L.O.04:00) [日・月・水]18:00〜翌03:00(L.O.02:00) 定休日:火曜日 ※火曜日定休日ですが、貸切の場合のみ営業。お気軽にお問い合わせください。 ホームページ:https://lapicadadetres.com
さいの目切りのトマト、玉ねぎ、ピーマン、ツナなどをあえて冷やして食べる夏のサラダです。 地方により魚に添えたり、きゅうりや茹で卵を加えたりします。 パンにスープを浸しながら召し上がれ! ◆材料(3〜4人分) トマト …… 3個 玉ねぎ …… 1/2個 ピーマン …… 2個 ツナ缶 …… 1缶(チャンクタイプ) ゆで卵 …… 1個 にんにく …… 2片 オリーブオイル …… 大さじ2 塩 …… 小さじ1/2 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 作り方 1. 固ゆでのゆで卵をさいの目切りにします。 2. トマトは1cm、玉ねぎ、ピーマンは6〜7mmくらいのさいの目切りにします。辛みの少ない新玉ねぎ、サラダ玉ねぎなどがおすすめ。辛い場合は水にさらしてから使います。にんにくは半分に切り、芽を除きます。 3. トマト、玉ねぎ、ピーマン、にんにく1片分、塩、オリーブオイルをボールに入れ、よく混ぜます。写真のようにスープが出てきたらOK。塩加減を調整して冷蔵庫で冷やします。 4. 盛り付けるうつわの内側に、残りのにんにくをこすりつけ、香りをつけておきます。 5. トマトサラダからにんにくを取り除きうつわに盛り、ツナ、卵をのせて出来上がり。パンと一緒にサーブします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− Point ピーマンが苦手な方は、パプリカやきゅうりに変えてもOK。 ツナをタコに変えたり、焼いた鯖やサーモンにかけても美味しいです。