フィデウアは、米の代わりにパスタを使ったカタルーニャのパエリアです。細いスパゲッティを使って作ってみました! ◆材料(2〜3人前) パスタ:カッペリーニ(0.9mm)やフェデリーニ(1.4mm)などの細いパスタ……200g冷凍イカ……2枚はまぐり……8個玉ねぎ……1/2個にんにく……1片赤パプリカ……1/2個イカ墨ペースト……大さじ1杯(8g)トマトペースト……大さじ2杯固形スープの素……1個水……400〜500ccオリーブオイル……適量 ◆作り方 ビニール袋にパスタを入れポキポキ折って2〜3cmの長さにします。パプリカとイカは1cm角、玉ねぎとにんにくはみじん切りに。はまぐり(あさりでも可)は砂抜きします。 フライパンに油を引きパスタを炒めます。油がいき渡り、少し焼き色が付いたら皿に取り出します。 フライパンでにんにくと玉ねぎがあめ色になるまで炒め、いか、はまぐりを加えます。はまぐりは口が開いたら別皿に取り出しておきます。 トマトペーストとイカ墨を入れ、よく炒め、イカ墨に火が通ったらパスタを投入、よく混ぜます。 水と固形スープを手でくずして加えます。水の量はパスタがひたひたになるくらい、固形スープは魚介の塩分も加わるので、様子をみて加減してください。 煮立ったらはまぐりを戻し、パプリカをちらします。スープが足りないときは必要に応じ水を加えます。 ◆Point トマトペーストはピザトーストやパスタソースにも使えて便利!美味しい旨みが出るので、常備するのをオススメします!300円前後でスーパーなどで購入できます。
★Comentario セビージャ、カディス、マラガ……海と太陽のイメージが強い、西アンダルシアの街々。華やかでポジティブな印象のこれらの街に対して、グラナダ、ハエン、アルメリアといった東アンダルシアの街々は、山や丘陵が多く、静かで落ち着いたイメージだ。グラナダを麓としてそびえるのは、万年雪をいただくシエラ・ネバダ。アンダルシアとカスティーリャを隔てるシエラ・モレナと並ぶ大山脈で、主峰ムラセン山はイベリア半島いちの高さを誇る。 当然、産業も西アンダルシアとは異なってくる。現在は事情も変わったろうが、ひと昔前まで、主要産業のひとつに、鉱業があった。ことにハエン、アルメリア、さらに隣のムルシア州まで及ぶ地帯には数多くの鉱山が作られ、鉱夫たちが働いていた。今なおこれらの土地には、鉱業にちなむ地名や銅像、モニュメントなどが残されている。夜っぴてツルハシを振るい、トロッコで坑道を運ばれ、しらじらと夜が明けそめるころようやく家路につくころ、彼らが口ずさむ唄は、いつしかカンテ・デ・ラ・マドゥルガーダ(暁の唄)と称されるようになった。それらはやがて、カンテ・フラメンコの仲間入りをし、自由リズムのタランタ、あるいはミネーラ(鉱山節)、またはカルタヘネラ(カルタヘナ節)という形式になっていった。この素朴な山歌が、ある日、ひとりの天才舞踊家と出会った。
銀座のコリドー街に、広々とした空間のスペイン料理店が登場したのは令和4年10月のこと。「BROWNSTONE」とは赤褐色の砂岩であり、その名からインスパイアされた。スペイン料理を携え日本に初上陸、「BROWNSTONE」は世界展開を目指しているという。 広い店内は、スペイン南部のイスラムを思わせる装飾やタイルで彩られ、壁にはフラメンカの絵画も。カラフルで情熱的、そしてエキゾチックなムードでスペイン料理を楽しむことができる。 2人のスペインのシェフによる料理も本格的。一から取った出汁を使い、豊洲の魚介を使ったパエリアはもとより、工夫を凝らした演出のタパスも目に楽しい。味に関してはスペインのみならず、アジアの調味料をアレンジしたりと、グローバル感のあるメニュー開発にも積極的である。 ゆっくり着席できるテーブル席と、お洒落なカウンター席。天気の良い日は、窓際がオープンテラスにもなり、人数や時間帯などで様々な利用ができるだろう。 ドリンクもスペインを始め世界のワインを用意。サングリアも季節のフルーツが散りばめられてオシャレである。手作りのデザートでは、バスクチーズケーキがおすすめ。ふわふわでとろける食感を提供するため、その日に作ったものだけの数量限定だそうだ。 そして特筆すべきは、週末(金・土曜日)夜の無料フラメンコライブだろう。バイラオーラが客席を回り楽しませてくれる。一緒にセビジャーナスを踊ってもOK。ちょっとした旅行気分も味わえる。 利用に関しては、パーティ企画や、パーティでのフラメンコアルティスタの手配なども相談可能。さらには昼間であれば自主ライブ企画などについても相談に乗ってくれるそうだ。 今後も東京に、全国に、そして世界にとブランド展開を目論む「BROWN STONE」。ぜひ、私たちも一緒に楽しみながら、応援させていただきたいと思うのである。 BROWNSTONE Tapas Bar GINZA(ブラウンストーン タパスバー 銀座) 〒104 -0061東京都中央区銀座7丁目2-18 銀座グランベルスクエア101電話番号:03-6263-9529営業時間:17:30〜00:00(L.O. 料理23:00 ドリンク23:30)※金 17:30〜02:00(L.O. 料理23:00 ドリンク01:30)※土 11:30〜14:30(L.O. 14:00)/17:30〜02:00(L.O. 料理23:00 ドリンク01:30)※日・祝日・祝前日・祝後日 11:30〜14:30(L.O. 14:00)/17:30 〜 00:00(L.O. 料理23:00 ドリンク23:30)定休日:月曜(月曜が祝日の場合は火曜が振替休日)
Vol.77 電子ブック Vol.77 PDF 【特集】春だ! 今からフラメンコを始めよう!【カフェフラメンコ】唄えたら楽しい、スペイン語ソングに挑戦!【ミラーダ】バイラオーラ 黒須信江【寄り道手帳】ビキニ ピカール【濱田吾愛のカンテの泉】グアヒーラ【エキスパートに質問】最適なファルダ丈とは?【エミリーちゃん】舞台メイクの巻【簡単レシピ】失敗しないトルティージャ【映画】『エクストレモ』【CD CHECK】 ヘロニモ・マジャ「Pureza Y Solera」【第2回 ファルーカ 交流フェス】参加チーム募集!! ◎ライブ情報◎ファルーカ コミュニティサロン◎プレゼント◎セレクトショップ
<お悩み>トルティージャがパサパサです! しっとり作るコツを教えて!<解決!>失敗を恐れるな! ひっくり返せばなんとかなる! トルティージャの心配事は、ひっくり返せず大惨事になること!しかし、以下のポイントをおさえれば意外とうまくひっくり返せます。 ◆材料(4人分) 卵 ……3個じゃがいも ……小1個玉ねぎ ……1/4個塩・こしょう ……適量オリーブオイル ……適量※直径20cmなら卵4個じゃがいも大1個にしてもgood。慣れてきたらじゃがいもを増やして、分厚いものに挑戦! ◆作り方 ちょうどいい大きさの焦げないフライパンを用意!ウチは直径18cm。厚みが出せてパサパサになりません。焦げ付かないものを選ぶのも重要 具をたくさん入れすぎない。薄めに切って火を通りやすく!卵3個に対し、じゃがいも小1個、玉ねぎ1/4個ぐらいがお勧め。卵液が多く崩れてもなんとかなります。じゃがいもは薄めのいちょう切り、玉ねぎは薄切りに。すぐ火が通るし、ひっくり返しやすいです①。炒めるときに塩こしょうをします。 卵液を熱々のフライパンに入れたらかき混ぜる!炒めた具を溶いた卵液(少量の塩も加える)とまぜ②、オイルをひき強火で熱したフライパンに投入!底が少し固まったらスクランブルエッグを作るようにまぜると③、卵の層ができてフワッとします。箸などで、端っこを真ん中に向け盛り上げ形を整えます。 底が焼けてくると、フライパンの中で動きます!底が焦げ付いていなければ、フライパンの中でスルスルと動かせるようになります。まだ上面が全部固まり切らないうちに大きな皿に並行移動させます④。 ひっくり返す!思い切って皿ごとフライパンの上にひっくり返しましょう⑤!少しくらいぐずぐずになっても大丈夫。箸などで中央にまとめます。まだゆるい卵液が固まって、立派なトルティージャに!二、三度ひっくり返して焼きましょう。火を止め放置しても中までしっかり火が通りますよ! ◆Point トルティージャに必要なのは「思い切り」!もし失敗しても美味しいスクランブルエッグになるだけのこと!と思って頑張って!