【寄り道手帖】ラ コピータ

2026.10.1

 夜になれば、サラリーマンが1日の疲れを癒しにちょっと一杯。年末のインタビューで必ず登場する「新橋」。ここにはお酒の神様が住んでいる、と言った人は誰だっけ?
 駅前の新橋駅前ビル1号館の地下には、多くの居酒屋が軒を連ねる。ビルでありながら、通りはさながら昭和の商店街(横丁)の様相だ。
 我々の目指す一軒が、スペインバル「ラ コピータ」。入りやすい、居心地の良さそうな、かつ、馴染みのあるスペインバルである。
 お話をうかがったのは中野のスペインバル「siono」のオーナーでもある馬場昭次さん。この新橋第一ビルに「ラコピータ」を開いて11年になるそうだ。テーブル席とカウンター合わせて16席。隣の席と近いのだが、仲間の話はちゃんと聞こえる程よい距離感。大きな居酒屋にはない居心地の良さである。
 客はサラリーマンが多いが、常連さんに混じって、スポーツの外国人選手団、地位ある社長さん、女性の一人飲み、など色々な人がやってくるそう。外国人選手団は連日やってきて、最終日には菓子折りを持って挨拶に来たのだとか。居心地の良さに国境なし、ということだ。
 店同士の関係もまさに商店街で、情報交換・助け合い、そんなことも日常なのだとか。通り(通路)にはビルの警備員さんが巡回。(たぶん)あやしい酔っぱらいは取り締られるのだろうが、不思議と通り全体の一体感も生まれている。
 スペインワインにシェリー、シ―ドル、その他ハイボールやカクテルの用意も万全。ボトルが手頃なのもありがたいことである。
 つまみも小さい小皿料理、温かいポテサラやアヒージョなど、ちょっとずつ、これぞスペインバルである。
 常連さんがちょっと立ち寄り、さっと帰っていく。女性同士、仲間同士、色々な組み合わせで思い思いに夜を過ごし、時にお隣さんと話が弾む。
 ひとつだけ気をつけるとすれば「呑みすぎ」か。ビルも終電頃には閉館となる。くれぐれも終電にはご注意を!


ラ コピータ(Bar La Copita)

東京都港区新橋2-20-15 新橋駅前ビル一号館 B1F
予約お問合せ:Tel 070-6525-2660
店内喫煙可(店前テーブルは不可)
チャージ料 400円(税込)
クレジットカード可、電子マネー不可、QRコード決済可(PayPay)
月・火・水・木・金 17:00〜23:30
土16:00〜22:00
日・祝日 定休日
tabelog.com/tokyo/A1301/A130103/13185584