【寄り道手帖】bubó BARCELONA 表参道店

2021.01.6

 bubó BARCELONA(ブボ・バルセロナ)は、2005年、ガウディやダリなど、革新的な芸術家を排出した街「バルセロナ」に誕生する。目指すのは「宝石のように眩しいパティスリーを創ること」。
クオリティとデザイン、この二本の柱を担うのは、パティシエでありショコラティエでもあるキラム・ウル・ハッサン氏と、アートディレクターのエルネスト・アメラー氏だ。ハッサン氏はパティシエチームを率い、美しいだけでない、味と食感が秀逸なペイストリーを創作する。アメラー氏はチョコレートの彫刻やケーキのデコレーションなどを手掛け、「ブレイク・マイ・ハート」などユニークな作品は、bubó の特徴を表現しているといえるだろう。
そんな彼らの作品が日本で楽しめる。甘いものが大好きな日本人に「デザインと地中海テイストの融合した作品を、視覚と味覚の両方で楽しんでもらいたい」という。
チョコレートは空輸、ケーキはバルセロナのパティシエチーム監修の元、日本のパティシエチームが再現する。グラフィックにもこだわり、黒を基調とした店内は、高級パティシエのイメージだが「いったん店に足を踏み込んだらそこはスペイン、親しみを感じていただけるよう配慮し、心から美味しいスイーツを楽しんでいただきたいと思っています。」と商品企画部の行木さん。チョコレートは全ての種類が試食可能。目的がギフトでも、選ぶ過程は自分も楽しい。ついつい自分用にもとチョイスが増える。
2階のカフェでは、ケーキはもちろん、人気のケーキプレートもいただける。コーヒーやアイスアールグレーティーなどは2杯目から無料というのもありがたい。
コロナ対策は、検温・消毒、座席間隔も開けて対応、メニューはQRコードから携帯電話で見ることができる。ちょっと肩の力を抜いて、ゆったりとスイーツとコーヒーをいただく至福の時である。
表参道に気軽に立ち寄れない方は、オンラインショップを覗いてみては?一番人気のチョコフルーツや定番のラインナップが購入可能。また、季節の商品や新商品も展開される予定である。
ちょっぴり贅沢をして、日本のチョコレートとはちょっと違う、スペイン、バルセロナの味を試してみてはいかがだろう。